ウクレレ広場

光明幼稚園を会場に開催しているウクレレ広場のブログです

出会えて良かったウクレレ

私にとって、出会えて良かったウクレレは・・・。どれも可愛い子たちなのですが、やっぱりこれでしょうか・・・。

 

Kamaka HFー3 D2Iです。ちょっと写真曲がってますね・・・。

 はい、私のような者が持てるような代物ではありません。それは重々理解しているという認識のもとご紹介させていただくことをお許しください。

 昨年2022年の2月の終わりに、2015年製造の個体を大阪の三木楽器さんより購入させていただきました。インターネットで高額な中古楽器を購入してしまったのです。インターネットでこのような中古楽器を購入することに賛否あるかと存じますが、購入から1年半経った今も、あの時はよくやった!とあの時の自分をほめてやりたい・・・。そのくらい気に入っています。前オーナーによってピックアップが付けられていたのも購入を後押ししました。この1年半で新品の値段は約1.5倍になりました。中古の価格もほぼ1.5倍・・・。今欲しいと思っても超高額!雲の上のさらに遠い世界へと行ってしまっていて・・・。あの時買ってなかったらKamakaはずっと夢で終わっていたでしょうね。そんな意味でもあの時買って良かった・・・。

 カマカの品番は、最初のアルファベット2文字がボディーの形、HF:一般的なひょうたん型、HB:くびれの少ないベル(鐘)型、HP:パイナップル型を表します。次の数字がボディーの大きさで、1:ソプラノ、2:コンサート、3:テナー、4:バリトンです。「3」には36と38もあって、36:6弦、38:8弦です。その次に「D」が付くとデラックスグレードで、木目の良い材が使われます。「D2」になるとさらに木目の良い材が使われ、アバロン貝の装飾もされます。「I」は、ヘッドがスロッテッドヘッドになります。「S」はトップがスプルース材になり、「C」はトップがシダー材になります。「L」が付くとロングネックです。

 HF-38は、変わり種ウクレレとして、以前ブログで紹介させていただきましたね・・・。ジェイク・シマブクロさんのモデルはHFー3 D4Iで、これは別格・・・。価格も別格・・・。

 その音は・・・。以前、琴線に触れる音という表現をしましたが、なんというか・・・。よく磨かれた硬いガラス球の上に薄く柔らかい素材でコーティングされているような、しっかりした芯があって透明感のある音が優しくふわっと包み込むような・・・。全然訳の分からない表現になってしまいましたが、なんかそのまま心に届く音・・・。ネットで様々な試奏動画を見るうちに、どんどんとKamakaの音に惹かれてしまいました。結果、ウクレレ始めて2か月で、最高峰と言われるこの世界へ手を出してしまったのです・・・。身の程知らずにも程がありますね・・・。でもホントいい音なんです。癒されてます・・・。

 以前、ukulele switch trioのかどさんに、このKamakaを弾いてみてもらったことがありますが、本当に素晴らしい音でした。かどさんも、kamakaのソプラノロングネックお持ちだそうです。かどさんみたいに弾けたらふさわしいって言ってもらえるんだろうなぁ・・・。