ウクレレ広場

光明幼稚園を会場に開催しているウクレレ広場のブログです

ウクレレのサイズ

 ウクレレには、さまざまなサイズがあります。

大きく分けて4種類。

 小さな方から、ソプラニーノ、ソプラノ、コンサート、テナーです。大きさは違いますが、1弦からラ、ミ、ド、ソとという全て同じチューニングです。

 そして、チューニングは違いますが、さらに大きなバリトンというサイズがあります。

 ただ、実際にはソプラノのボディーにコンサートのネックをつけたソプラノロングネックや、テナーとバリトンの間の大きさのスーパーテナーなど、微妙なサイズのものも多く存在します。一般的には、ボディーが大きい方が、大きな音が出るようです。またフレットの数が多い方が高い音まで出せます。出せますが、弦の長さが短いものだと、高音域が出にくくなるようです。

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 一番左から、ソプラニーノ、ソプラノ、コンサート、テナーです。かなり大きさ違いますね。こんなに大きさ違うのに、音の高さは同じなんです。楽器は小さなものは高い音域で大きなものほど低い音域になるものが多いですが、ウクレレは一緒なんです。小学校で習う縦笛(リコーダー)は、ソプラノとアルトじゃ音域が違いますよね。ピアノは小さな(といっても大きいけど)アップライトも、大きなコンサートグランドも同じ音域ですね。真ん中のドの音は、大きなピアノも小さなピアノも同じ音の高さですね。ピアノは大きなもの、つまり響板が大きなものほど音が大きいんだそうです。ウクレレと一緒!

 一般的にウクレレ!といって思い浮かべるのは、ソプラノのサイズだと思います。というか、私自身、お恥ずかしながら、多様なサイズが存在することを知りませんでした。だから、最初に園で購入したのはソプラノサイズ。ただ、始めたばかりの自分では、左手の指が重なっちゃってうまく弦を押さえられないもんだから、いざ自分の物を買うとなった時にはあちこち調べていくうちに、大きさの違うものの存在を知って、単純にフレットの間隔が広い方が弾きやすいんじゃないかと思って、最初に自分の楽器として選んだのはテナーでした。しかし、この選択は正直失敗でした…。弦楽器自体に触った経験がほぼ無かったので、指が開かず、これはこれで弾きにくい…。どれを選んでも結局は練習するしかないって事か…。

 ソプラニーノというサイズは、小さくてかわいいのですが、ボディーが小さい故に大きな音は出ません。そして、弦の長さが短いので、その分、弦のテンションが緩い気がします。いつか太めの弦に張り替えてテンション強くして弾いてみたいと思います。そしてフレットの間隔がソプラノより狭いから、指が折り重なってしまって…。弾きやすくはないです…。

 結局、私の指にはコンサートサイズが使いやすいように思います。実際にコンサートサイズを手に入れたら、弾きやすく感じます。毎日かならずチェックしないと気が済まない状態になっている、デジマートのウクレレコーナーには、約5,000本ほどのウクレレが出品されていますが、このうちのほぼ半数がソプラノでした。コンサートが約1/3、テナーが約1/6。Amazon楽天などを利用されていて、デジマートを利用していない楽器店も多いでしょうから、正確な数字ではありませんがソプラノサイズを選択される方が多いといっても良いのではないかと思います。広場にいらっしゃる皆さんも、ソプラノの方が多いように思います。そういえば、私以外でテナー抱えてる人、広場では見たことない…。

 ハワイでは、コンサートやテナーを選ぶ方が多いんだそうです。

 見た感じウクレレらしいのは、やっぱりソプラノかな…。でも是非一度試してみてください、他のサイズも!きっと新しい発見あると思いますよ!

 でも、なんで「コンサート」なんだろ?ソプラノとテナーの間は「アルト」の方が自然なんだけどなぁ…。実際にそういう呼び方もされるようですが、「コンサート」と呼ぶのが一般的のようです。

 

 次のウクレレ広場は、12月18日(日)です!午後1時から開場しますが、午後2時からは、広場の発表会にしたいと思います。午後1時から2時は、発表の方の練習時間として使っていただければと思います。是非ご参加ください。発表会終了後はいつもの広場です。

 どうぞ、お待ちしております!