KUMUののウクレレのことを書いていて、ふと思ったのです。「ウクレレのベンチマークって何だろ?」って。いわゆる「標準レレ」として以前famousをあげた事があります。FS-1GやFS-5Gは、多くの方が最初に買うウクレレの候補として挙げられているので、標準レレという表現をさせていただいましたが、そもそもベンチマークって何?と調べてみました。
「何かと比較をするために基準となるもの。」
そうですね。比較をするための基準がないと良いも悪いもないですから、そういう意味で今僕も使いました。でも、向かうべき方向という意味でも使うのです。僕は永らくクルマ好きだったので、「ベンチマークのゴルフと…」という自動車評論家の方々の表現を散々目にしてきました。ベンチマークのゴルフと比べて…と、比較対象の基準として記事に出てくるのですが、残念ながら僕は所有した事はなく、知人のクルマで何度か味わったことがあるものの、比べようにも、雰囲気的にはわかるものの個人的な判断基準にはなりませんでした。評論家の方々も「目指すべきものを高次元で実現した一例」的な表現として使われていたのではないかと思います。
では、ウクレレではどうでしょう?やはり、「◯◯と比べて△△です」とした方が分かりやすい……というよりもきちんと比較出来る対象をあげなければならないのではないかと思ったのです。そんなわけで、コンサートウクレレのベンチマークってなんだろうと思いながらも、そもそもどっちの意味?とあやふやになっていました。今は「比較の基準」として考えることにしようと思います。
ソプラノならば、「比較の基準」として、famousのFS-1Gとしても良いのかな?と思います。「目指すもの…」的なのは、マーティンの3Kとかでしょうか?僕は触ったことないのですが、明らかにマーティン目指してるよね?っていうウクレレ、たくさんありますよね。だからきっとマーティンなのではないかと。
さて、ソプラノは良いのですが、コンサートやテナーならば何を基準にしたら良いのか……とKUMUのことを書いていて思ったのでした……。
今度さくら来たら聞いてみよう!