単板と合板の続き…
合板の少し良いやつ?手に入れました。
KUMUのCM54Aです。もちろんいつものように中古ネット購入で、税込送料無料で22,000円でした。KUMUのホームページでは、希望小売価格税込52,800円、LRバックスのfiveOを組み込むとプラス税込32,800円となっていました。ということはfiveOが付いていたら85,600円?中古とはいえ22,000円で買えたのはラッキーかも?
販売店の記述にはfiveO付きの記載は無かったのですが、ネットの写真をよく見るとエンドピンがジャックになっていてケーブル挿せるようになってるし、サウンドホールには、fiveOと同じようなボリュームがついているのが見えて、ひょっとして…と思って買ってみました。まだアンプに繋げてないのですが、サウンドホールから中を覗くと、プリアンプの部分にfiveOと入っていましたので、fiveO付きのモデルで間違いないようです。
KUMUは、ハンドメイドの品質と音質を手に入れ安い価格で提供することを目標に、2012年に誕生した新しいメーカーさんです。ハワイのオアフ島でデザインされ、ハワイのハワイアンコアをメインに使用して作られています。
KUMUとは、「指導者」という意味だそうで、KUMUのもとに集まっている人たちをOHANA「家族」というのだそうです。怖い指導者ではなく暖かい指導者…。そういえば、OHANAというウクレレのブランドもありましたね…。
見た目の特徴といえば、三重になった貝の装飾のロゼッタ、半艶のハワイアンコアのボディーと、ナット幅で38㎜と幅広のネック。幅広のネックは弾きやすいかも…。ボディーの装飾がゴージャスな感じがします。トップ板のハワイアンコアは三層の合板なのが見えました。famousより少し厚いかな…。間に挟まってるのは誰?
肝心の音ですが、すぐに解るのは音が大きいということ……良く鳴ります。そして中音域が持ち上がった感じに聞こえます。単板を使用しているPONOなどはこの中音域の盛り上がりが薄く、その分スッキリした音に聞こえます。どちらにしても、安レレ君たちとは一線を画する上質なものであることは間違いありません。
やはり、この中音域の特性が単板と合板の特徴の違いのひとつなのかもしれませんね…。少なくとも手元にあるウクレレたちではそんなことが言えそうです。ただ、KUMUが素敵なウクレレである事は良く分かりました。何よりこのウクレレは弾きやすいです。見つけたら是非手に取って見て鳴らしてください!