ウクレレ広場

光明幼稚園を会場に開催しているウクレレ広場のブログです

楽器を習う時…

先日テレビを見ていてら、あるジャズピアニストさんがこんなことを言ってました。

 ピアノを習うと、先生は怖いし親も怖くなる。それじゃつまらないからやめてしまう…。ピアノは楽しいもの。だから自由に弾いて欲しくてストリートピアノを寄贈した……と。

 そうなんですよね。私も怖くなってしまった親のひとり……。子どもにピアノを習わせている親とすると、練習させなきゃいけない……とか、これを弾けるようにしてレッスン行かせなきゃならない……とか、強迫観念にとらわれちゃったりするんですよ。それじゃ子どもにとって楽しい訳ないですよね。分かってはいるのですが、「最低一日1時間以上弾いてください!」とか言われちゃうと、何とかしなきゃいけないって思っちゃったんですよね・・・。反省するばかりです。

 でも、どうしたらその子に合った先生見つかるんでしょう?

 

 音あそびで、色々な楽器に触れて興味を持った子たちが、その興味を潰さずに、活かし伸ばすことが出来る方(先生)へと繋いでいきたいと思うのですが、楽器を習うというのは、どうしても、辛い、厳しい…ということがついてきてしまうようなんです。もちろん、ある程度より上に行くためには、辛い、厳しいということを乗り越えていかなければならないでしょう。しかし、音楽の入り口にいる子どもたちを、いきなりそこへ連れて行くことはないんじゃないかと思うのです。最初の方から無理やりやらせちゃいけないんだと思うんです、きっと。無理やりじゃ楽しくないからやりたくない。じゃぁ何でピアノ習わせるの?ピアノが弾けるようになったらどうなるの?ピアノが弾けたらカッコイイ?僕はカッコイイと思いますけど、やっぱり弾いていて楽しいことが一番じゃない?つまらなくさせちゃったら元も子もないと思うんです。

 ウクレレと出会って思うのは、楽しかったら楽器にも触るし、楽しみながら楽器に触っていたら上達も早い……ということ。逆に言えば、つまらなければ練習しない……ということ。子どもなら特にそうですよね。楽しかったら自分から練習すると。

 最低1日1時間は、楽しくてしょうがなくて、もっと上手くなりたい!って思ってからで良いのではないかと。

 技術じゃなくて楽しさを伝えてくれる先生〜っ! どこかにいませんか〜っ?