左手の指で弦を押さえて、右手の人差し指でジャランとやる…。ウクレレを弾く時の基本的スタイルではないかと思います。
右手の人差し指でジャラン・・・なんですけど、これがまたちゃんとジャランと出来なくて、始めのうちは指が引っかかって、うまくストロークできないんですよね。力を抜いて・・・と言われても、その抜き方?がよく分からず。身近なウクレレ先達に聞いても、いろんな人がいるよ!答えはない・・・みたいな返事・・・。みんな形が違うんですよね・・・って。どうやら弾きやすい形は自分で見つけなきゃみたい・・・。
それから一年経って、ずいぶん慣れて来ましたが、未だに指が引っかかったり、空振りしたりするのですよ。まだまだということですね・・・。
そんな中で、試してみたことが一つ。「親指のつめを伸ばす」こと。広場に来てくださったウクレレ音楽院のさくらさんも、5ミリくらい伸ばしてます!っておっしゃってました。
で、伸ばしてみました。今まで意識してつめを伸ばしたことがなかったので、不思議な感じ・・・。子どもたちに、つめは切りましょう!と言っている手間、ちょっと後ろめたい・・・。
やっと伸びたつめでウクレレを弾いた感じは、うん、いい感じ!人差し指で弾くのよりも、パンと張った艶やかな音が出ました。なるほど、みなさんつめを伸ばすのは意味があるんだ!と理解しました。
でも、機材の撤収作業をしていて、どこかにぶつけて、つめが生え際から裂けてしまいました・・・。
未だに後ろめたい気持ちはあるものの、やっぱりあの音で弾きたい!と、またつめを伸ばし始めたのですが、ずいぶん時間かかって、やっと伸びたつめは、また生え際から裂けて。つめの補強のためにマニキュアや瞬間接着剤などをつめに塗っている方も多いようですが、最近つめの伸びが遅くなった気がしていて、なかなか伸びてこないのに加えて、つめが長い状態での弾き方に慣れてしまったので、音がちゃんと出せなくなってしまいました・・・。やっぱりつめが長い時の方がいい音出せるんですよ、自分の中では・・・。今回も生え際から裂けてしまったので、もう2週間以上なりますが、ずっと深爪状態で全然伸びてこない・・・。体調悪いのかな?それとも老化?
仕方ないので、こんなものを仕入れてみました。
サムピックです。一つ100円くらいで買えましたので色々試してみました。
つめを伸ばす形でつける形のものと、つめに対して直角につけるタイプのものとがあるようです。それぞれ形状や厚みが異なります。まだちゃんと試せていませんが、本来はお湯につけたり、やすりなどで削ったりして成形して使うようです。今のままだと指にはめたときに締め付けが強くて指が痛いです・・・。でも大き目のやつを着けると、これはこれで外れそうになったり引っ掛かったりでうまく弾けません。ちょうどよいサイズに成形するのはなかなか難しそうです。
まだ慣れなくて、どうにもうまく使えないのですが、つめが短くても「あの音」が出せるのはメリットです!
こんな小さなものでも奥深いですね。もう少しまともに弾けるようにもっと頑張らなきゃですね!